少し前に中間テストが終わったと思ったら、次は期末テストがあります。
中学生になったばかりの1年生にとっては、部活にテスト勉強に大忙しな印象を持ちながら日常を送っているでしょうか。
さて、今回はテスト対策の進め方において、ミスをしたときの話になります。
基本的なテスト対策の進め方というのは、まず問題を解いてみて、答え合わせでミスがあったら正しい答えを確認し、もう一度同じ問題か類問に挑戦する。
一見特に問題の無いやり方に思えますが、そこに落とし穴があります。
それは『答えにたどり着くまでの過程で、どこで間違えたかを調べる』ということが抜けています。
これを甘く見ると後で痛い目に遭うことになります。
具体的に算数の問題を挙げてみましょう。
2+3×4=
この問題は、かけ算から先に計算するので答えは14です。
これをたし算から先に計算してしまい、20と間違ったとしましょう。
そして答え合わせをする時に、模範解答には14と書かれている状況を想像して下さい。
果たして小学生や、少し前まで小学生だった中学生が、ミスの原因までたどり着けるでしょうか?
ある生徒はただ×をつけて、間違いの原因すら探そうとしないかもしれません。
答えを見ても、計算過程が書いていなくて分からないままで終わるかもしれません。(特に高校数学だと計算過程が省略されているものが多いです)
計算過程が書いてあったとしても、その途中式を見て『かけ算はたし算より先に計算する』というルールを思い出したり気付いたりすることができないかもしれません。
自分のミスの原因が曖昧なまま放置しておくと、同じミスを繰り返します。
同じミスを繰り返すと、点数が思うように上がりません。
塾に通ったり誰かに教えてもらったりしなくても、一人で猛勉強すれば何とかなると考えていると、この悪循環に陥りやすいです。
私たちBES塾講師陣は、生徒がミスしたときや分からない問題を聞いてきたときには、要点がしっかり理解できるまで教えていきます。
分からない問題があったら分かるまで頑張るというのは口で言うのは簡単ですが、それを一人で実行するのは本当に大変です。
そんな時こそ、私たちBES塾の先生達をどんどん頼ってもらいたいですね。