テストの内容とは一見関係ない話なのに、妙にその時の話が記憶に残っている。
皆さんにはそういった経験はありますでしょうか。
今回はそれと似たような話として、オオムラサキの話をしようと思います。
オオムラサキはその名の通り大きなチョウで、(オスのみですが)青紫色が特徴的なチョウです。
昆虫学会がオオムラサキを日本の国蝶と定めており、準絶滅危惧種にも指定されている珍しいチョウです。
BES塾の校舎の1つがある下妻市では、オオムラサキをモデルにしたシモンちゃんというマスコットキャラクターもいます。
と、このあたりの話は下妻市在住の方や、その近隣にお住まいの方にとっては既に知っている情報かもしれません。
実はこのオオムラサキはチョウの中でも非常に強いと言われています。
エサとなる樹液を奪うため、縄張り争いとしてカブトムシなどの大型の昆虫に勝ってしまうのです。
更に、強力な毒を持ち攻撃的な性格のオオスズメバチすら追い払ってしまうといいます。
天敵の1つであるクモの巣に引っかかった場合も、大きな羽を羽ばたかせて逃げることもできます。
その見た目から綺麗、優雅などの印象を持ちがちなオオムラサキですが、実は自然界の中でもトップクラスの強さを持っているのです。
このような話は間違いなくテストや入試に出ない話ですが、不思議と記憶に残るものです。
テストで必要な公式や単語は忘れてしまうのに、どうでもいい知識だけは覚えている……
そのような状況になるのも、自分が興味を持った話は忘れにくいからです。
暗記がはかどらない、暗記をしている時間が苦痛だと思っている生徒さんは、まずはその教科そのものを少しずつでも興味を持ち、好きになってみましょう。
そうすれば勉強の効率はグッと上がりますよ!