ある生徒さんが素晴らしい結果を出しました。
それは、定期テストで初めて校内順位1ケタになったことです!
この生徒さんは最近BESに入塾したのですが、最初の面談での目標が「今まで取ったことがない1ケタ順位に入りたい」と語っていたのです。
それが入塾後最初の定期テストで見事目標を達成したのです!
テスト対策にも最初から多く参加し、こちらもテストに出そうな問題を分析して集中的に問題演習ができるように準備をしていました。
こちらの用意した課題をしっかりこなして無事1ケタ順位になれたその生徒さんは本当に凄いです。
今後は更に上を目指して頑張っていきましょう!
さて、その生徒さんが他の生徒さんと比べて何か違うところがないかと、様子を観察していました。
すると、次のような特徴が見られました。
1つは、問題演習の際に間違えた問題の答えをしっかり書くようにしていたことです。
それだけだと当たり前のように見えますが、少し違うところがありました。
それは、一部の正解した問題には赤丸をつけるのではなく間違えた時と同じ直しをしていたのです。
その問題は、難しい問題だったためこちらがヒントを出していた問題でした。
そのヒントを使って正解した問題だったため、自分の実力だけで解けた問題ではなかったから、そういったようにしていたのです。
過去にも1ケタ順位に入るのが当たり前だった優秀な生徒さんの中には、正解したにもかかわらずチェックを付けていたケースもありました。
本人いわく、「この問題は後で忘れそうだから一応印をつけておきました」と答えていました。
自分の間違えから目をそらさず、しっかりと反省して次につなげるということは重要なことですが、簡単にできることではありません。
むしろミスした問題を消しゴムで消し、その後正しい答えを書いて赤丸を付けるという真逆のケースも見られるものです。
そういうことをしてしまうと、だんだんと難しい問題に挑戦しようとしなくなり、ひいては成績の低下の原因にもなりかねません。
もしそのようなクセがある方は、辛くてもミスした問題にしっかりチェックをしておきましょう。
それが成績アップだけでなく、人間としても成長するきっかけになります。