12月になると生徒さんにとって冬休みやクリスマス、そして1月にはお年玉と楽しみなことが多いですね。大人にとっては、お財布の中から何人の福沢諭吉先生が出ていくことやら・・・。気づけば野口英世さんしかないこともしばしばです。
さて、今回は「できることから」です。勉強の質問で最も多いのが「何をしていいかわからない」というものです。問題集を開いても進まないことはよくあることでしょう。特に成績が芳しくない生徒さんに多い質問です。
しかし、「本当は何をしていいかわからない」ではなく、「続かない」ことが原因です。
続けられないと悩んでいるほとんどの人が「セルフイメージが低い」というこが挙げられます。セルイメージとは「自己肯定感」とも言えます。つまり「自分は続けることができないダメな人間だ」という思い込みです。
では、それを改善していくためにはどうしたらよいか。それは「簡単なことを続ける」ことです。勉強のことでも構いませんが、日常生活においてできることを探してみましょう。
例えば、「道路を横切るときは必ず横断歩道を使う」などです。車の通行がないときは、横断歩道がないところを渡ってしまいます。よほどのことがない限りは事故にはなりません。けれども、それを絶対にしないのです。そんなことを続けていきます。
そうすると、自分が作ったルールを守り続けることができ、自分の中で価値となっていきます。それが「セルフイメージ」を高めるということです。
この手法は依存症対策として使われているものです。ぜひできることを探して続けてみましょう。(ダイエットが続かないと悩んでいる保護者様もお試しください)
最後までお読み頂き、誠にありがとうございます。