もうすぐ12月になり、3年生にとっては毎日受験勉強に追われる日々になっています。
特に私立入試はもう目前といったところですね。
さて、BES塾でも3年生が毎日勉強を頑張っていますが、受験勉強についての質問が
何度も生徒から出ます。よくあるのが、「過去問をやればいいのですか?」といったものや、
「苦手なところを練習すれば良いのでしょうか?」といった内容です。
これらの質問は、間違ってはいないのですが、完全に正しいというわけでもありません。
過去問については、確かに練習になります。しかし、当然ながら正答率が非常に低い難問も含まれています。
難関校を目指す生徒であれば練習する必要がありますが、そうでない生徒ならばそのレベルの問題が解けなくとも他の問題で十分点数を取ることが可能です。
数学を例にするならば、茨城県の県立入試問題の大問4以降の(2)は、正答率が10%代前後と難問であることが多いです。
これらの問題よりももっと簡単に解ける問題がたくさんあるにもかかわらず、難問に時間をかけすぎる生徒がいるときがあります。
BES塾ではそういったときに、「ここは難しいからまずはこのあたりの問題を練習しよう。
その問題はその後で大丈夫」といったように、生徒のレベルに合わせてアドバイスをするようにしています。
勉強以外の分野でもそうですが、いきなりプロの技をマネすることはできません。
基礎をしっかり固めてから応用へ、とステップを踏んでいくのが普通です。
勉強でもそうですが、どの問題が難問なのかという判断は意外と難しいのです。
BES塾の講師は生徒のレベルと志望校に合わせ、一人一人に対して適切にアドバイスしています。
また、BES塾では生徒の学力だけでなく、性格や好みなども考慮したアドバイスもします。
それが「苦手なところを練習」という質問に関係してきます。
苦手なところを練習すれば良いのは勿論なのですが、勉強の意欲を考えると長続きさせるのは難しいものです。
どんな人でも苦手なものを続けるのは大変ですからね。
例えばBES塾では、「苦手なところをやるのは良いことだけど、狙いをもっと絞ろう。一気にやろうとすると大変だから」
「苦手な問題の中でも、自分が興味を持っていたり、好きな分野だったりする単元からやる方が頭に入る」といったアドバイスなどをします。
勉強のモチベーションを保つために、生徒の特徴も考慮してのアドバイスですね。
テストの解答用紙の結果や、自主学習や動画などを見ての勉強だけでは読み取れない、
生徒とのコミュニケーションを重視するBES塾の強みの一つではないかと思います。
入試を間近に控えたこの時期、生徒さんだけでなく保護者の皆様も不安がどうしても多くなります。
そんな不安を少しでも減らすことができるよう、BES塾一同も尽力していきます!