読書は、たくさんの知識や筆者の体験、夢の世界を短時間で触れることが出来る、とても楽しいものであると私は考えています。皆さんは、最近本を読む機会はいかがでしょうか?
最近読んだ本の中で、井上貴博さんの「伝わるチカラ」という本がありました。
その中で感じた思いや、勉強に役立ちそうな印象に残ったいくつかの言葉を、本日はお伝えしたいと思います。
<「が」「けど」を減らして、「。」をつける。>
最近の県立入試では記述問題の出題数が減っている傾向にありますが、国語の作文を授業で取り扱うことがあります。その文章の添削をしていると思うことが、一文を長く書く生徒が多くいることです。添削時にも、この文は二文に分けたほうが分かりやすいというテクニックを教えていますが、この本にありました、「が」「けど」を減らして、「。」をつける。これは、作文を書くときにとても大切な言葉だと感じました。
そして、受験時の面接の発言にも活かされます。言いたいことを一文長く言うのではなく、一番言いたいことをまずは端的に言い切る。次に接続詞を一つ添えて、言葉をつなげる。このパターンであれば、文の組み立ても分かりやすいですし、話しやすくもなります。
日々の会話の中でも、意識しながら取り組むことをお勧めします。
まだまだ伝えたい言葉が多い本です。またの機会にお伝えしたいと思います。