先日、中3生の茨城統一テストの監督をしていて、
非常に気になることがありました。
数名の塾生が、試験開始前に解答用紙に記入すべき事項
(個人番号・塾名・教室名・氏名・ふりがな・性別)を書き忘れてしまったり、
貼付すべきバーコードの貼付を忘れてしまったりしていたのです。
塾内で実施するテストについては、
試験終了後の回収時にこちらで全て確認し、
そうした箇所は修正してもらっているため、
これまでに大きな問題になったことはありません。
しかし、学校の定期テストや実力テスト、
入試で同様のミスをしてしまった場合は、
取り返しのつかないことになってしまいます。
やるべきことができていないのですから、
得点を0点にされてしまっても文句を言う権利はありません。
受験生であるにもかかわらず、
このようなミスをしているようでは、
認識が甘いとしか言いようがありません。
今すぐに改めて下さい。
このようなミスが起こってしまう原因は、
「問題を早く解き始めたい」という気持ちが強いあまり、
注意が問題に向いてしまうことにあると考えられます。
問題に注意が向くことによって、
必要事項の記入に対する注意が散漫になってしまうのです。
下記の2つが対処法として考えられます。
①記入する手順をあらかじめ決めておき、厳守する
例えば、茨城統一テストの場合は問題用紙・解答用紙に記入すべき事項がありますから、
下記のような順番で記入すると良いでしょう。
ポイントは、自分が決めた手順を毎回厳守することです。
【問題用紙】
⑴個人番号欄→⑵氏名欄
【解答用紙】
⑴バーコード貼付欄にバーコードを貼る→⑵個人番号欄→⑶塾名欄→⑷塾教室名欄→⑸氏名・性別欄→⑹ふりがな欄
②空欄を全て埋める意識を持つ
「空欄になっているところは全て埋める」という意識を持ちましょう。
そうした意識を持つことで、氏名等の必要事項の記入の忘れにも気がつくようになります。
試験終了までに気がつけばギリギリセーフです。
ここ最近は、勉強すること自体に意識が向きすぎていて、
それ以前の問題に気がついていない方があまりにも多いです。
気になったことは逐一指摘していくつもりですので、
指摘されたら改善する努力をして下さい。
やや辛辣にまとめましたが、
皆さんへの思いが強すぎるあまりこのような表現になってしまったことをご理解下さい。