今、生徒たちに求められている能力の1つとして、「物事を言語化する能力」があります。
自分の意見をしっかりとした言葉や文章で表現することが、これからの時代で必要になってきます。
たとえば、AIを活用した検索が勉強にも大いに活用することができます。
このとき、AIに対して不十分な表現や曖昧な言い方で質問すると、正しい答えや正確な答えが得られない場合が増えてしまいます。
今後AIの活用は勉強のみならず仕事においても重要度が上がっていきます。
AIを抜きにしても、お客さんや目上の人に意見するときに、言語化能力が求められるのは言うまでもありません。
言語化する力が育たない原因の1つとして、スマホ依存があるという説があります。
スマホを使ってSNSを見ることは他人の投稿などで文章を見る機会が増えるのでは、と思えます。
しかし実際は文章を見るだけでなく、実際に自分が言葉を発したり、文章に書いたりしないとなかなか言語化する能力は育たないそうです。
また、スマホに触れる時間が増えると脳が休まる時間が減り、記憶力や認知力も低下する傾向にあるようです。
さらには感情コントロールにも悪影響が出るとされており、他人に当たり散らかしたり、心に余裕が無いため他人に気を配れなかったりする可能性も高まるようです。
特に今の子供たちはコロナ禍やインフルエンザの流行などで、直接顔を合わせて話す機会が減ってきています。
そういった環境の都合で仕方のない面もありますが、それでもスマホ依存が言語化能力に悪影響をおよぼすことは間違いないとされているようです。
スマホは確かに便利で、勉強に活用できる場面も多くあります。
ですが依存してしまうとSNSや動画などで時間が取られるだけでなく、言語化する力など学力の根底となる部分にも問題が出てきます。
AI分野が急速に進化しているため、人間の言葉についての力は無くなっても大丈夫と思うかもしれませんが、むしろ逆です。
AIだけでなく、当然人間相手に対しても適切なコミュニケーションのために言語化能力は重要です。
これからの社会でより活躍していくために、自分の気持ちや思いを言葉にする重要さについて、今一度振り返ってみてはどうでしょうか。