新型コロナの感染が再び拡大しています。学習塾BESでも入念に消毒などを致しておりますが、県内では再び蔓延防止の要請が出ました。このような状況の中においてもお子様の成績アップの為、学習塾BESへお通い下さっていることに感謝申し上げます。
さて、今回のタイトルの意味はご存知でしょうか?おそらく初めての方がほとんどでしょう。
意味は「人に物事を教える時の半分は自分も学んでいる」です。人に教える時は物事を理解していないとうまく伝わりません。そのため、教える自分もしっかりと勉強をしてから臨みます。
そのようなことが、最近ありましたのでご紹介致します。
ある校舎に最近入塾をした生徒がいます。大人しい印象で、積極的に自分から動くタイプの生徒ではないと私はみていました。
ところが、ある時の授業中にその印象がガラッと変わりました。私は授業中に時々生徒同士で教え合う時間を作ります。その時に先ほどの生徒が積極的に他の生徒に教えていました。自分の教え方がうまく伝わらないと私に「どう教えたらいいですか?これはどんな意味ですか?」など積極的に質問をしてくるのです。そして教えながら「これはこんな意味なのか」など自分でも学んでいました。
まさしくこれが「教うるは学ぶの半ば」です。その生徒は友人に教えながら、自分も学んでいました。確かに我々教師が教えることが早いですし正確です。しかし、それでは受身の状態が続く為、積極性が生まれなく可能性があります。だから、私はこの方式を授業中に取り入れることにしています。
その生徒さんはそれ以降、更に熱心に授業を聞くようになりました。まるで、友達にいつ聞かれても答えられるように。
生徒さんの色々な面が見られるのも、この仕事のおもしろいところです。今後も生徒さんの可能性を見ていきたいですね!
今回も最後までお読みくださり、誠にありがとうございます!