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校外学習や修学旅行など、学校内のイベントが多くなってきました。楽しいことが目白押しですが、その分忙しくなり、疲れがたまっている生徒さん・保護者様が多くなってきました。ぜひ体調にはお気をつけ下さい。
さて、今回は多くの受験生が悩む「志望校」の話です。
先日、ある生徒さんから「志望校を下げるべきか？」というご相談を受けました。
それは「上のランクの高校へ行って成績が下の方にいるか、ワンランク下の高校へ行って成績上位にいるか、どっちがいいか？」ということです。
この質問対してある高３生が答えていました。
「私はワンランク上の高校がいいと思う。理由は２つ。一つ目は受験時の雰囲気が全く違うから。ワンランク上の高校だと、自分だけではなくて周りのみんなも受験モードになる。だから、勉強を頑張れる。だけど、私の友達でワンランク下の高校に行った子は受験勉強ができないと言っていた。それは周りの友人が専門学校や就職などで、勉強をする雰囲気ではないから。環境は大切だよ。二つ目は、ワンランク上の高校だと、志望校の範囲が広がるから。レベルが高い大学に行こうと思う時が来たら、ワンランク下の高校だと大変だよ。学校の勉強自体のレベルが違うのだから、自分で受験勉強をしなくちゃならない。でも、しようと思うと周りの環境がそうではない。よっぽど自分の意思が強くなければ、続けられないよ。」
さすが現役生の言う言葉には重みがありますね。私が言おうとしていたことをすべて言われてしまいました。先生の出る幕がありません…。
しかし、だからこそ生徒さんの心に響くのですね。この高３生は、自分の体験談を語れるだけ、本当に努力をしています。そして、それを元に後輩たちに機会があれば話してくれています。素晴らしい生徒さんです。
このことはあくまでの一例です。進学後の結果はわかりません。しかし、絶対的に言えることは「環境は大切。人間の意思は弱い。」ということです。
志望校を下げるかどうかで悩んでいる受験生の皆さんは参考にしてみてください！
今回も最後までお読みくださり、誠にありがとうございます！
