小・中学校では運動会や体育祭などが開催され、まさしく「スポーツの秋」ですね。
学習塾BESでは、一年中「勉強の秋」です。季節は変わりますが…。
今回は、私が教えていたある小学生男子のお母様からのご相談内容から、男女の脳の違い、そして、そこからわかる男女の得意科目の違いを述べていきます。
そのお母様の相談内容はこんなものでした。「中学生の長男は何も聞いても返事があまりない。一番下の小4生の次男は言葉が幼い。真ん中の小6の長女はよくしゃべるし、コミュニケーションもよくとれるからいいのだけど。」
このお母様の言いたいことは結局「息子たちの言語能力が心配!」ということです。それも女性と男性を比べてです。お母様は女性なので、自分と男の子を比べているのですね。
結論は「当然です。」の一言です。
私たち人間が一日に消費する言葉数は、女性は男性の約2倍近くにもなります。つまりそれだけ、脳の中にある言葉の数が多いのです。男性は帰宅するまでに一日の言葉の消費数を使い切ってしまいます。だから、何を聞いても「別に…」しか出てこない。まるで、某芸能人のセリフですね。しかし、女性はまだ消費しきれていない。だから、家でも話す。
私はお母様に伝えました。「安心してください。男の子は言葉を口にすることができないだけで、考えていないわけではありません。必要なことは必ず話しますよ。だから、無理をして聞き出さないようにしてくださいね。」お母様は理由がわかり安心していました。
「ちなみに、御主人が家であまり話さない方でしたら、同じ理由です。」と伝えましたら、最も納得した顔をされてましたが・・・。
女性の脳は言語能力が発達しており、その代わり空間把握が苦手です。反対に男性の脳は空間把握能力が発達しており、言語理解が苦手です。もちろんこれは平均の男女の話です。
もし、まずは得意科目を伸ばしたいと考えるならば男性は「数学(特に立体)・地理」が、女性は「国語・英語」がおすすめです。好き嫌いもあるので、必ずではないですが脳の構造上、比較的伸ばしやすい教科となります。
苦手科目から取り掛かるより、まずは得意科目から入り勉強をスタートさせましょう。苦手な科目は学習塾BESの先生にお任せください!