令和2年となり、早10日間が過ぎようとしています。中学受験をはじめ、私立高校入試、センター試験と入試の季節となってきました。追い込み時期には、特にBESへ来る回数が増えます。保護者様におかれましては、ご送迎やお弁当の準備などご協力、誠にありがとうございます。
さて、今回は不思議なタイトルだと思われたでしょう。このタイトルには2つの意味があります。それを2回に分けてご紹介していきます。
まずは一つ目です。保護者の皆様はお子様が勉強をすることに対して「やって当然」と思っていませんか。実はその思いがお子様のやる気ダウンにつながっているのです。保護者の皆様にご質問です。
「なぜ勉強をしなければいけないのか?」
この質問に答えられるでしょうか?
おそらく「受験のため、将来のため」などの答えが多いことでしょう。でもどうでしょうか。現在の生活に、学生時代に学んだことが役に立っていると言い切れるでしょうか。実は、そうでもないですよね。忘れていることも多くあります。もちろん無駄ではないでしょうが、それでもどうかなと思うことがありますよね。
情報化社会に生きる現代の子供たちはそれを見抜いています。つまり、保護者の方々が「やって当然」と考えている勉強に対して疑問を感じています。そのような子供たちに「将来のため」といっても何も響きません。
それではどうしたらよいか。それは目の前の小さなことを誉めることでモチベーションを上げることです。
たとえば、毎日料理をなさる保護者様に質問です。「毎日、手の込んだ料理をつくりなさい。それが当然です。」と言われたらどうでしょうか。おそらくいやな気持になるでしょう。
お子様の勉強も同じです。頑張ったのに「やって当然。できて当然。」と言われたら、やる気はなくなりますね。
今後は、少しのことでも誉めてあげてください。お子様はそれだけでやる気を出します。時にはご褒美なんていいですね。
日常の少しの工夫で子供たちはやる気を出します。ぜひともご参考にしてください。
最後までお読み頂き、誠にありがとうございます。