茨城県立入試まで1ヶ月を切りました。
入試に向けて、各々のBES塾生たちが志望校合格に向けて頑張っています。
この時の勉強方法の定番といえば、過去問演習です。
入試問題の出題形式や傾向は基本的に過去問に近い形で出題されるので、過去問を練習すれば本番も同じように解くことが期待できます。
しかし、今回の入試はそう上手くいかない恐れがあります。
ご存知の方もおられると思いますが、2020年3月に行われた県立入試の数学の出題が大きく変更されました。
これまでは大問1に基本的な計算問題が5題出され、大問2・3で様々な単元からの小問が出されます。
それが2020年3月の入試では、大問1から文章や図を交えた小問が出されるようになり、基本計算問題は完全に削除されました。
数学が苦手な生徒にとってはこの基本計算でまずは20点分を確保するところから始まるのですが、それすらままならない生徒も出てくるような形式になったのです。
また大問3以降でも、記述して答える問題や、過去の出題傾向には無かった立体の投影図を答える問題など、新たなパターンの出題があります。
本番で緊張しやすい生徒にとっては、いきなり見たことない問題を出されて冷静に解けなかったケースも多かったのではないかと思います。
ここまで変わってしまっては、数学の過去問演習はそこまで効果的ではありません。
同じような出題形式の問題が過去問に無いのですから。
BES塾ではこの出題形式に対抗すべく、独自の類似問題を作成しています。
既に5回分の演習プリントを作成し、第6回も現在作成中です。
新しい出題形式でも、類問をたくさんこなせばそれだけ他の受験生より有利になれます。
残り約1ヶ月、受験生と共に最後まで頑張っていきます!