本日、6月3日は「測量の日」です。
測量や地図への幅広い理解と関心を深めてもらうことを目的とした記念日となっています。
地理の授業では、中学2年生の多くがこれから日本国内を勉強する単元に入る・または入っていることと思います。日本の47都道府県の特色を学習していきますが、住んでいる地域の周辺は馴染み深く知っていることが多い。しかし、その反面遠くなればなるほど、丸暗記と感じてしまいます。
そんなときは、まず、旅行に行く計画をたてるように、その都道府県の特色を知ることから始めてみましょう。
◎おいしい食べ物は何があるかな?
例:愛媛県のみかんはどれくらい甘いのかな?新潟県のお米は一度食べてみたい!
◎有名な観光地はどこだろう?
例:兵庫県の姫路城ってどれくらいの大きさだろう?石川県の輪島塗って写真で見るときれいだな!
ポイントは、本や写真・画像で実際に見てみることです。
ネット環境がある方は、画像や情報をたくさん知ることが出来るでしょう。また、旅行雑誌や図書館の本で調べてみることも手段の一つです。
実際に見て身近に感じ、丸暗記ではなく知識として理解する。興味のあるところから始めてみましょう。
もう一つのおすすめは、日本地図(白地図)に特色を書き入れていくことです。
自分が興味を持ったことや、教科書に載っていた大切なことを、実際に書き入れていくことで、自分お手製の特色マップが出来上がります。
書くのは面倒だから、旅行雑誌みたいにすでに出来上がったものが見たい!という方は、一部の参考書には、都道府県ごとの特色が書かれたイラスト付きの日本地図があります。それを眺めるだけでも、日本の特色の理解が深まります。
「覚える」ではなく、「楽しみながら理解する」。勉強のちょっとした工夫の提案です。