もうすぐ新年度が始まろうとしています。
心機一転で勉強に励む生徒がいる一方で、中々勉強に身が入らない生徒もいることと思います。
BES塾でも新年度直前の時期には定期面談を行っておりますが、そこでの保護者様からのご相談の中には、「ウチの子がなかなか勉強しない」というお悩みも多いようでした。
自分から勉強するようになる一番の方法は、勉強そのものを好きになり、楽しくできるようになることです。
もっとも、それができる生徒というのは本当に限られます。
しかし、そのようになる切っ掛け作りをBES塾でも行っています。
例えば、授業のテキストとは関係ない、ちょっとしたパズル問題を出すことがあります。
国語ならば漢字の組み立てパズルや、英語ならアルファベットを正しく線で結ぶと絵が完成するもの、算数なら長方形の辺や面積の長さを順に求めていくものなど、様々な問題があります。
教科書やワークには無いこのような問題は、小中学生にとって興味を引きやすいもので多くの生徒が真剣に挑戦します。
ある小学校低学年の生徒さんは、勉強の際になかなか集中することができないという問題を抱えていました。
しかし、ある算数のパズル問題をやらせたところ、普段のテキストに向かっている時とは一転して、もの凄く集中してその問題にのめり込んでいました。
それからというものの、授業の問題を早く解き終わって時間が余ったらオマケとしてパズルをやってよいということにしたところ、普通の問題にも集中して手早く済ませ、「先生早くパズルの続きやりたいです」と言ってくるようになりました。
更に、国語の長文読解も以前は嫌がることが多かったのですが、音読しながらのゆっくりしたものではあるものの、積極的に取り組むようになりました。
勉強のやる気が出ない生徒も、このような切っ掛けで大きく変わることもあります。
BES塾ではそういった切っ掛けを授業の中に取り入れて、少しでも多くの生徒が勉強を面白いと感じてもらえるようにしています。
勉強する気になる切っ掛けは、本当に意外なところから出てくるものです。