初夏の日差しが厳しくなってきました。私も車を運転しているといつの間にか右腕だけ日焼けをしてしまいます。(運転席が右側だからです)。生徒さんも運動部だけではなく、体育祭や運動会の練習で真っ黒になっていますね!夏が迫っていると感じますね。
さて今回は「勉強の目的」です。
ある生徒さんから質問を受けたので、意外とこの問題に直面している生徒さんが多いと思い、今回はその時の私なりの返事をまとめていきます。
【勉強の目的】
①知識を増やす
②受験で志望校に合格するため
③与えられた課題をこなす力をつけるため
簡単に書くとこの3つに絞れます。
*よく考える力をつけるためとか、学ぶ楽しさを知るため等の意見がありますが、今回きれいごとはありません。
①知識を増やす
⇒情報社会を生きていく上で最も大切なのは「情報=知識」です。たとえば、算数で割合(~%)を習います。これがわからないと買い物で損をします。また、公民では経済分野で会社の仕組みを習います。そうすると、会社はなぜ利益を出さなくてはならないのかが分かり、お店が値段を安くし続けるとどうなるかわかります。
⇒このように、実生活で役立つことがあります。
②受験で志望校に合格するため
⇒日本ではほとんどの子供が高校へ進学します。さらに大学へ進学する生徒さんも、55.5%と半数以上います。そうすると、自分が進学したい学校へ行くためには受験で勝つしかありません。
③与えられた課題をこなす力をつけるため
⇒学生時代は、社会へ出るための準備期間です。仕事をするようになれば、様々な課題に直面します。それを制限時間内・期間内にこなすことが最も大切なことになります。しかし、自分が知らない・できないような課題もあります。そんな時に、どうすればその課題をクリアできるのかを考え行動する練習を学生時代に行っているのです。
社会に出れば、自分がやりたいことだけをし続けることは困難です。もちろん、自分がやりたいことを職業としている人達もいます。しかし、そのような人達でさえ、そうなるために上記の①~③のような努力をしてきました。
実感が湧かないのは当然です。しかし、いち早く上記のことを知り行動していくことが、自分の望む人生になるための秘訣です!
今回も最後までお読みくださり、誠にありがとうございます!