先日、エコに関する俳句を募集し、大賞を決めていた雑誌を読みました。
こちらは、車のサポートJAFの会員向けに配られている小冊子です。
普段、国語を教える中でも俳句という単元がもちろんあり、個人的にとても興味を持っています。その俳句のテーマはエコに関わるものでした。
その中から、とても心動かされた、感情を揺さぶられた俳句をお伝えしたいと思います。
・中高生部門大賞
「南極が 溶ける問題 解けないよ」
普段、テキスト内によく出てくる「問題を解きなさい。」を見ているがゆえに、とても言葉遊び豊かな、そして現在のエコについてもエッジのきいた俳句だと感じました。
授業でも、この話題について触れてみたいなと思った一句でした。
・中高生部門入選
「ままごとで「袋はいかが?」「持ってます」」
エコバックも世間に浸透しました。私も、エコバックを愛用しています。
時代が進むにつれて、袋はいかが?という質問もいずれ無くなるかもしれません。
・キッズ部門大賞
「エコをして 未来の笑顔 貯金する」
最近、私もこの「貯金する」というフレーズをよく使います。
「勉強の貯金をしよう」と先取り学習をこう伝えていますが、笑顔の貯金という言葉の響きがすてきだなと感じました。この俳句を作った方が、子どもであることも素晴らしいとよりグッときますね。
・「リサイクル ようびおぼえて おてつだい」
お子様の頑張る姿が想像できます。俳句の良いところは、想像できる・思い描けることが楽しいと思います。すべて文字がひらがなというところも、お子様ならではと感じました。
皆さんも、俳句を作ってみてはいかがでしょうか。