読書は、たくさんの知識や筆者の体験、夢の世界を短時間で触れることが出来る、とても楽しいものであると私は考えています。皆さんは、最近本を読む機会はいかがでしょうか?
最近読んだ本の中で、川内イオさんの「ウルトラニッチ 小さな発見から始まるモノづくりのヒント」という本がありました。
この本の中では、「ニッチ」と言う言葉が出てきます。ニッチとは、「潜在的な需要がありながら、これまで誰も手を付けずに隙間になっていたような分野や市場」と辞書に書かれています。そんなニッチなものや商品を、「そんな物だれが買うの?」や「それは売れないよ。」と言った声を受けながらも成功した人々を、取材を通して書いてある、そんな本です。
ここからは私の読んだ感想ですが、そんな成功した人たちに共通していたのは、小さな発見・気付きをしていることです。一般的に売られている商品から少し離れた、ニッチなもの。そこに気付き、「これを欲しい人は絶対にいる!」という熱い思いで完成までたどり着き、世の中に広がっているものばかりでした。
勉強も気付きの連続だと感じています。講師である私でさえも、教えることの質を日々高める中、この表現の方がより分かりやすい。この言い方だと伝わりにくいかもしれない。と日々気付きを得ています。
勉強だけではないですが、生徒は日々その発見と気付きの連続でしょう。それはきっと楽しいことです。そんな気付く楽しさを授業の中に一つでも多く加えていきたいと思います。
まだまだ伝えたい言葉が多い本です。またの機会にお伝えしたいと思います。