受験に置いて、「暗記」という言葉が良く出てきます。
英単語の暗記、理科・社会の暗記、語呂合わせの暗記などが代表的でしょう。
数多くの暗記法が出てくることは勉強の効率化にとってはとても喜ばしいことですが、
一方でこんな勘違いをする人がいます。
「暗記法を使って一回覚えれば、あとは大丈夫!」
一回で覚え、問題がいつでも必ず解けるようになる人は本当に大丈夫です。ですが、一回で覚えられる人は中々いませんよね。
一回だけでなく、反復が必要なのです。
現在、夏期講習の中でも、このことに関連した話をしています。
「勉強は一回やった!で終わりにしようとする人が多い。しかし、一回で覚えたと思っても、すぐに忘れてしまう。暗記法を手段として、最低三回繰り返して覚えることが大切。そして、忘れる前に再度復習することが大切。」
という内容を、生徒に向けて話しています。
夏期講習中は、重要語句・重要単語の暗記を宿題として課していますが、
1往復で終わるわけではなく繰り返し行います。
先日、塾を卒業した生徒が顔を出してくれました。その際、
「夏期講習であの時繰り返し暗記をしていたことが、受験に役立ちました!」
という言葉をもらい、とても嬉しく思いました。
繰り返しの努力が、必ず結果に結びついてきます。
先輩方の多くも、それを感じていたことは事実です。
その事実を実行に移し、生徒のさらなる成長を目指していきます。