中学3年生の社会の授業では、公民の学習が始まりました。
中学1年生、2年生の社会は、地理と歴史を中心としていますが、これまでとは違う学習内容になります。
まずは、公民の定義について辞書の言葉を引用すると、
「現代社会の仕組みや社会倫理などについて学ぶ。」
と記載があります。
また、文部科学省による公民を学習する上での目標は、
「広い視野に立って、現代の社会について理解を深めさせるとともに、人間としての在り方生き方についての自覚を育て、民主的、平和的な国家・社会の有為な形成者として必要な公民としての資質を養う。」
と記載されています。
つまり、歴史として過去を学習していたそれまでとは視点を変え、現代を主として考えていく学問と私は解釈しています。
公民の学習は、日々の日常生活の中で、重要な言葉を多く取り入れることができます。
①テレビのニュース
ほんの一例ですが、政治、事件の裁判、高齢化社会・少子化問題、国際問題などに関する話題は、日々テレビのニュースで触れる機会が多いと思います。それらのほとんどは、公民の学習につながる学びの機会です。日頃、ニュースをあまり見ない方は、是非勉強の意味も含めて、見る機会を増やしてください。
②新聞のニュース
新聞を購入する以外にも、インターネットの記事も新聞社が掲載している情報は数多くあります。国内のニュースだけでなく、海外のニュースや教育などなど。地元のニュースは、より身近に感じることができるでしょう。新聞を購読しているご家庭では、まずは新聞の一面だけでも見る機会を増やしてみてください。その中で触れた言葉が、そのまま公民の学習における予習につながります。
地理や歴史を少し苦手と思っている方も、公民は違ったジャンルになります。そこで自身の力を発揮できるかもしれません。まずは身近に感じることから始めてみてください。