先週の土曜日、9月26日は「風呂の日」でした。
26日が「ふろ(26)」という語呂合わせから、毎月26日は風呂の日とされています。
本日は、そんなお風呂と暗記に関するエピソードを一つお伝えします。
子供の頃、お風呂に入っている際に、何か勉強の有効活用が出来ないかなと考えることがありました。
そこで、メモ帳を切り取り、その紙に単語を7つ前後書き、それをお風呂場に持ち込んだのです。
そのメモを濡らして壁に貼り付けます。
そして、お風呂の時間に暗記テストを行うのです。
この時のコツは、問題と答えの両方を暗記することです。
お風呂から出るころには、メモは使い物にならない程に濡れてくしゃくしゃになっています。
しかし、それでよいのです。なぜなら、そのメモに書いた語句はすでに頭の中に暗記しているからです。
私は主に、英単語を中心に実践していましたが、歴史や地理・公民、または理科の用語、漢字の暗記にも使えます。
お風呂は、毎日のルーティンに入っています。その習慣の中に、勉強を付け加えることで、三日坊主にならずに習慣づけることができます。
そして、大切なことは、7つ前後という数です。人は短期に記憶するときに、この7つ±2という数の暗記が出来ると言われています。自身の得意・不得意や好き・苦手を加味したうえで、量を調節してみてください。
秋になり、これまでシャワーを使用していた方も、湯船でゆっくり体を休めることが増えてくると思います。そんなときに、特に受験生へこのルーティンを提案したいと思います。