先日、生徒から、「頑張って勉強しているのに思うように成績が伸びない」との相談を受けました。
詳しく話を聞いたところ、勉強の仕方に大きな問題点があることがわかりました。
知識のインプットに意識が向きすぎていて、それらのアウトプットがほとんどされていなかったのです。
インプットとは、頭の中に様々な知識を入力することです。(例:英単語の暗記,社会の用語の暗記 etc…)
アウトプットとは、頭の中に入力した知識を出力することです。実際に知識を使って問題を解くことを指します。
勉強する際は、「知識をインプットし、問題を解き知識をアウトプットする」ということをセットにして取り組みましょう。
どちらかに偏った学習をしている場合は、いくら長時間勉強しても思うような成果を得ることはできません。
「一問一答形式の暗記だけをひたすら繰り返す」(インプット)、「闇雲に問題演習だけをし続ける」(アウトプット)といった勉強の仕方は避けるべきです。
11月に入り、受験生にとっては入試までの残り時間が少なくなってきています。
限られた時間の中で効率の良く勉強するために、インプットとアウトプットの両方を意識してみてください。
そうするだけで、今までよりも高い成果が得られるようになるでしょう。