「やる気が出ない」
そんな悩みはいつでもありますよね。私は、それは当然のことだと思います。
人間の脳は、慣れていること=安全なことと認識します。つまり、やる気=危険なことを冒す可能性があると認識してしまうのです。だから、冒険心=やる気を起こさせないように無意識のうちに働かせてしまいます。
だから、24時間・365日いつでもやる気が満ち溢れている人はいませんよね。
しかし、テストや受験は待ってはくれない。
では、どうすれば良いのでしょうか?
それは、自分の脳をだませばよいのです。そんな方法をいくつかご紹介します。
①環境を変える=塾で勉強する
環境を変えることで、脳は刺激を受けます。良い意味での緊張感が生まれます。旅行などがわくわくするのは、非日常の世界に飛び込むからです。勉強も同じです。自宅ではやる気が出ないのは当然です。最も落ち着く場所だからです。ならば、塾へ来て勉強をしましょう。授業日以外の週1回からでも構いません。いつもとは違う環境で勉強しましょう。
②量より質で考える
何時間も勉強していると、とても頑張った気がしますよね。でもそれは、本当に力になっているのでしょうか?たとえば、5時間の勉強で進んだ問題集は10ページ。また、2時間で進んだ問題集は20ページ。どちらがよいか明らかですね。
最近では、ダイエットも同じことが言えるそうです。1時間の軽い運動と、5分間のきつめの筋トレは、脂肪燃焼の割合はほとんど変わらないそうです。
皆さんも、「何時間勉強する!」という目標ではなく「いつまでに何ページをやる!」と目標を立ててみてください。
③ご褒美をあげる
勉強に褒美は必要ないと考える保護者の方も多いのではないでしょうか。勉強は神聖なものだとお考えなのかもしれません。しかし、お子様には勉強の結果を求めます。テストの結果というかたちがそうです。もし、仕事で成果を上げても何の評価も得られず、賃金が上がらなければどうでしょうか?やる気はなくなりますよね。やはり、何らかのご褒美はほしいものです。勉強も同じです。不思議なもので、成績が下がれば罰は与えるのに、上がってもご褒美はなし。それでは、やる気も出ません。ご褒美を与えることは悪い事ではありません。頑張ったその先に、楽しいこと・嬉しいことがあるから、人間は頑張れるのです。
このようにいくつかご紹介をさせて頂きました。ただ、すべての人にこれらが当てはまる訳ではありません。自分に合った方法を探してみてください。
学習塾BESの先生たちは、みなさんのやる気がどう出るかをいつも考えています。たくさん相談してくださいね。
最後までお読みくださり、誠にありがとうございます。