国語の点数はどのように上げればいいのでしょうか?
文章問題は、どうやって正解にたどりつくのですか?
保護者の方や生徒から、面談の中でよくこのような質問を伺います。
文章問題の解き方の方法はいくつかありますが、まずは解くときの心構えについてお伝えしたいと思います。苦手意識が強いお子様へは特にお伝えしたいです。
【文章問題を解く心構え:①答えは、書いてあることを見つける。】
文章問題を解く際、すべての答えを自分の言葉で考えなくてはいけない。そう考えるお子さんがいますが、それがすべてではありません。自分の言葉で考える問題も当然ありますが、それは難しい問題であることが多いです。問題の多くは、答えを文章の中から見つける、宝探しのようなものなのです。
答えを見つけるだけでいいと考えると、少し簡単に思えてきますよね。国語への苦手意識がある方に、私は最初に伝えています。
【文章問題を解く心構え:②傍線部の前後に答えが書いてあることが多い。】
①を生徒に伝えると、次にこのような言葉が返ってきます。
「文章問題が長いので、どこに答えが書いてあるのか探すのが大変です。」
確かに、やみくもに探しても答えにたどり着く可能性は低いです。先ほどの宝探しの例でお話すれば、宝の地図には目印がありますよね。それが、問題の傍線部のことです。つまり、その前後の文章を読むことで、最小限の力で答えを見つけることができます。
なるべくなら簡単に答えが見つかれば、楽になりますし、楽しくなってきます。
今回は、文章問題の解き方の入り口について、説明させて頂きました。
国語が苦手な方が、少しでも意識が良い方向へ向かうことを願っています。
続きは、また日を改めてお話し出来ればと思います。