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2025年12月12日

受験直前期の過ごし方について＠ＢＥＳ塾　下妻　八千代　研究学園　筑西明野校

私立高校の入試が目前に迫るこの時期。

ここまできたのに、まだ足元がふわふわと落ち着かない――そんな気持ちを抱えている人は少なくありません。

実は、直前期こそ学力の伸び幅が最も大きくなるタイミングです。
これまで積み重ねてきた努力を合格へつなげるためには、「いまやるべきこと」を冷静に選ぶことが欠かせません。

緊張や不安を味方につけ、最後の数週間で合格ラインへ一気に近づく方法を、ここで整理してお伝えします。

 

1. まずは「勝ち筋」を見極める

直前期に手を広げすぎるのは禁物です。
必要なのは、確実に点を取りに行くための戦略。

これまでの模試や過去問を振り返り、

• 安定して点数が取れる単元（さらに精度を上げる）
• 苦手だけど最低限取っておきたい単元（基礎だけ固める）

この二つを明確に仕分けしましょう。

全てを完璧にしようとするより、頻出分野の基礎を確実に取れるようにする方が、得点は伸びます。
「得意を伸ばし、苦手は守りに入る」。これが直前期の鉄則です。

 

2. 過去問は解いた後が本番

過去問は量より質。
ただ解くだけでは、効果は半分しか得られません。

• 本番と同じ時間で解く
• ミスの原因を必ず分析する
• 間違えた問題をまとめて、試験前日に見返せるようにしておく

というセットで取り組むことで、実戦力がぐっと高まります。

出題パターンを体に染み込ませることが、緊張の中でも得点を落とさない最短ルートです。

 

3. 直前期のNG行動を避ける

効率よく力を伸ばすために、やってはいけないことも把握しておきましょう。

• 新しい参考書に手を出す
• 休憩を取らずに長時間詰め込み続ける
• 友達と自分の進捗を比べて焦る

この3つは特に注意が必要です。

直前期は積み上げたものを固める時期。
新しいことに挑戦するより、これまで使ってきた教材を確実にマスターする方が圧倒的に効果的です。

 

 

4. 心の状態を整える

受験前はどうしても心が揺れます。
その不安をうまく扱えるかどうかで、本番のパフォーマンスは大きく変わります。

• 朝に「できる理由」を自分に言ってあげる
• 深呼吸や軽いストレッチで体を緩める
• 1日の終わりに「今日できたこと」を3つ書く

こうした簡単な習慣が、メンタルの安定につながります。
心が整えば、やるべきことにもスッと集中できるようになります。

 

直前期の過ごし方は、これまでの努力を合格へつなげるための仕上げの時間です。

焦らず、ブレず、できることを丁寧に積み重ねてください。
ここまで頑張ってきたあなたなら、必ず大きな力を発揮できます。

本番では、どうか自分を信じてください！
心から応援しています！