夏休みも残り10日ほどになりましたが、夏休みの宿題はもう終わりそうでしょうか?
計画的に進めてきた生徒さんの中には、既にもう終わっているというBES塾生も多いです。
夏期講習期間の中で、ある中学1年生の女子生徒から次のような相談がありました。
その相談というのは、数学のレポート課題で何を書けばよいのか分からないというものでした。
中学生になって間もない1年生からすると、確かにレポートというのはどう書けばいいのか分からないという方が多いです。
しかも、レポートの内容は数学が関係すれば何でもいいというものでしたから、尚更書く内容に困っていたようでした。
そこで、まずは数学の教科書を見せました。
教科書の単元の合間などには、数学が世の中にどのように活用されているのかを紹介するコラムなどが載っています。
そのコラムの中で女子生徒が選んだのは、オリンピックのエンブレムについて、すなわち平面図形についての話でした。
やはり女子ということもあり、見た目が綺麗と直感的に思える図形に興味を惹かれたようです。
そこで、他にも数学が利用されている図形として、リサージュ曲線、サイクロイド、対数螺旋など色々な画像を見せました。
その中でもフラクタル図形を気に入ったようなので、それについてレポートを書くことに決まりました。
単純な勉強だとどうしても飽きる、ストレスになるということが起こりがちです。
しかし今学んでいる勉強がどのように活かされているのかを知ると、勉強そのものに興味が持てるようになってきます。
皆さんも時には教科書の合間にあるコラムなどを読んでみてはいかがでしょうか。
意外と面白い話が載っていて、その興味がこれからの人生を左右するかもしれませんよ。