理想的な勉強の仕方は、自分から意欲を持って積極的に学ぼうとすることです。
簡単なことではありませんが、ある日突然勉強への向き合い方がそのように変わる時があります。
丁度昨日の日曜日のことです。
仕事が休みということで、YouTubeで動画を見ていました。
最初に見ていた動画は高校入試問題で良問と紹介されている動画の解き方を説明しているものでしたが、その関連動画に『フェルマーの最終定理が証明されるまでの歴史』について解説したものが挙げられていました。
フェルマーの最終定理とは、問題の数式自体は一見簡単に見えるものの、それを証明するには実に350年以上の歳月を要したことで有名な問題です。
以前から少しは聞いたことがある話でしたが、気になったので思わずその動画を見てしまいました。
多くの学者がその難問に挑み、少しずつ証明が進んでいく様は非常にドラマチックで思わず見入るほどでした。
そこから派生して、似たような難問の四色定理についての解説や、現時点でも専門家の間で意見が分かれる様々なパラドックス問題の解説を見ていました。
更に続いてアインシュタインの生涯と相対性理論の解説に繋がり、最後は宇宙があまりにも大きく、謎に満ちているという動画を見て、「宇宙ってスゴい!」という感想を抱いて眠りました。
予想外のことで休日を潰してしまうことになりましたが、後悔は全くありません。
この話で言いたいことは、自分から何かに興味を持ち、それを自発的に学びに行くことは凄くワクワクしてとても楽しいものだということです。
実際、昨日は色々な難しい話が出てくる内容の動画もありましたが、その話を聞いている時は辛い気持ちなど全く無く、ただひたすらに「面白い」「こっちの動画はどんな話だろう?」と自分から次々に手を出していきました。
皆さんも自分の趣味などのことを調べたときに、必要以上の情報まで調べた経験などは無いでしょうか?
昨日感じた自分から勉強することのワクワク感、あれをBES塾に来ている生徒が全員持ってくれたらどれだけ凄いだろうと思いました。
勉強が辛いと感じている生徒に少しでも多く問題を解く楽しさ、未知の情報を知る楽しさ。
そういったものも授業の間に伝えていければと思います。