入試までの残り時間が少しずつ減ってきました。
それと反比例するように、受験生である3年生たちのやる気はだんだんと増えてきています。
ある女子生徒さんは土曜日に午後2時から来塾し、そのまま夜の10時まで勉強を続けていきました。
またある男子生徒さんは午後1時に歩きで来塾し、暫く勉強して帰った後、同じ日にもう一度来塾して勉強しに来ました。
二人とも非常にやる気に溢れており、まさに受験生としての自覚が芽生えた学生でした。
このように受験生としてたくさん勉強する生徒が出始めると、それに呼応するように受験勉強に取り組む生徒が増え始めます。
自分の周りで真剣に勉強している生徒がいると、自分も勉強しなくてはという焦りが生まれます。
そして勉強を本格的に始めるようになった生徒を見て、また新しく勉強を始める生徒が増えていくのです。
負のスパイラルとは逆の、正のスパイラルとでも言うべきでしょうか。
3年生の中で1番先に受験生として目覚めた生徒には、いつも感謝しています。
思春期の頃は、真面目に勉強していると周りに思われるのが嫌という考えも多く、難しい年頃です。
そんな中で勉強に打ち込むということは、根気だけでなく勇気も必要な行動だと思います。
勇気から始まった受験生の輪をこれからもっと広げていけるようにしていきたいですね。