冬休みが間もなく終わり、中学受験や私立受験が本格的に始まります。
ラストスパートをかけるべく、いつも以上に勉強する受験生が増えることでしょう。
しかし同時に、受験本番に向けて体調を整えることも大事になってきます。
特に気を付けたいのは厳しい寒さからくる身体の冷えです。
手先が冷たく感じる「末端冷え性」は、指先が思うように動かなくなり勉強がはかどりません。
それだけでなく、悪化すると睡眠にも悪影響が出て眠りにくくなることで、疲労感が残るなどパフォーマンスにも問題が生じます。
この末端冷え性を改善するためには暖かい環境を用意することはもちろん大切ですが、他にもポイントがあります。
実はそもそもの原因がストレスにあるのです。
ストレスによって交感神経が活性化することで血管が収縮し、血行が悪くなることで手先足先まで血液が届きにくくなることが原因とされています。
受験目前の受験生にとってのストレスは非常に大きいため、冬の寒さも相まって末端冷え性が起きやすいのです。
自律神経を整えるためには、普段の生活のリズムを崩さないことが重要です。
夜遅くまで勉強するのはなるべく避けて、午前中など明るい時間帯で勉強するようにして、睡眠のリズムはなるべく普段通りにすることをお勧めします。
自宅と違う環境での勉強となる場合は、理想の室温で勉強できない可能性もあります。
その際は、首・手首・足首の「3つの首」を冷やさないような服装にするのが効果的とされています。
受験生にとって勝負の時が近づいてきています。
少しでも万全の状態で受験に臨めるように、今からしっかり準備しておきましょう!