先日、ある卒業生と会う機会がありました。
久しぶりに顔を合わせた彼女は、以前とはまるで違う雰囲気をまとっており、その成長ぶりに驚かされました。
大学院を修了し、春からは新たな環境で専門職として働くことが決まっています。
彼女と出会ったのは、8年ほど前になります。
当時はまだ幼さが残り、自分の気持ちをうまく整理できないことも多かったように思います。
しかし、大学に進学してからは自ら学びの場を求め、様々な経験を積み重ねてきました。
その大きなきっかけの1つとなったのが、私たちの塾での講師のアルバイトでした。
塾で働き始めた頃の彼女は、生徒との接し方に悩み、
どう伝えればわかりやすいのか、どうすればやる気を引き出せるのか、試行錯誤の毎日でした。
けれども、少しずつ指導のコツをつかみ、
自信を持って生徒と向き合えるようになっていきました。
その経験を通じて、自分が人の成長を支える立場になることに喜びを感じるようになったのです。
その後、さらに異なる環境でのアルバイトにも挑戦し、
より多くの人と関わる経験を積んだそうです。
そこでは、自分の考えを伝えるだけでなく、
相手の気持ちをくみ取ることの大切さを学んだとのこと。
その経験を重ねる中で、自分の進むべき道が自然と見えてきたのだそうです。
大学院での2年間は非常に充実していたようで、
専門的な学びを深めるだけでなく、自分自身の価値観や考え方も大きく変わったと言います。
話す内容だけでなく、言葉の選び方や表情、佇まいまでもが以前とは違い、大人としての自信を感じさせる姿になっていました。
成長のタイミングは人それぞれ違います。
彼女のように、環境の変化や新しい経験を通じて大きく変わる人もいれば、
じっくり時間をかけて変化していく人もいるでしょう。
大切なのは、自分自身と向き合いながら、一歩ずつ前に進むことなのだと改めて感じました。
卒業してからもこうして縁が続き、その成長を見届けられるのは、塾講師として何よりの喜びです。
これからの彼女の活躍を心から応援しつつ、また成長した姿を見せてくれる日を楽しみにしています。