夏期講習の季節になると、ふと頭に浮かぶ生徒がいます。
彼女はクールな佇まいの中に、青い炎のように静かに燃え続ける闘志を秘めていました。
控えめでありながら、こちらの想像を超えるほどの「本気」を持っていた生徒です。
どんな課題でも言われたことを忠実にこなし、それで終わりにしない。
「これくらいやればいい」と線を引くことなく、常にそれ以上を目指してやり切る姿勢。
そういう生徒は、実はそう多くはありません。
彼女のようにやると決めたら徹底的にやり切る生徒は、確実に伸びます。
そして、その力は進学後・社会に出てからも強く生きる武器になるのです。
彼女の使っていたテキストは、まさに努力の痕跡そのもの。
角は丸くなり、ページはすり切れ、書き込みや付箋で埋め尽くされていました。
「何周したかわからない」と笑っていたけれど、そこには地道で継続的な努力を積み上げる才能がありました。
高校受験では危なげなく第1志望に合格。
大学受験では、専門的な知識が求められる学科に挑み、見事第1志望校へ。
不安やプレッシャーがあったとしても、それを表に出さず、
静かに、しかし確実に進んでいく姿は、まさに「成長し続ける力を持った人」そのものでした。
今もなお、彼女のクールな青い炎は消えることなく、将来の夢に向かって燃え続けています。
その静かな闘志こそが、これから先の人生を切り開いていくのでしょう。
夏は「やり切る覚悟」を持った人にとって、大きく飛躍できる季節。
今年もまた、そんな生徒たちに出会えるのが楽しみです。