茨城県の県立高校入試が終わりました。
今年の入試問題の傾向はどのようなものだったのか、軽く触れていこうと思います。
英語は大問2番が大きく変わり、正しい単語を語群から選択する問題に変わりました。
空欄の前後からの類推や、文法の語順をしっかり理解していないと解くことができません。
また今年も英作文が無く、並べ替え問題が出されました。
並べ替え問題は出題されてからまだ浅いため、重点的に練習したいところです。
国語は、最近大問4に出ていたような問題が大問1に来ていたので、そこでペースを狂わされた人もいるかもしれません。
普段と違う順序で出された場合は、先に大問2から解いていつも通りの感覚で解くのも手ですね。
また、漢字の問題の配点が去年と同様8点と少ない配点でした。
3年前以前の15点配点と比べると少なく、文章読解が重視される傾向にあります。
数学は出題傾向に変化はありませんが、全体的な難易度が簡単になった印象です。
実際に受験した生徒さんからも、数学は簡単だったという声がありました。
数学が苦手な生徒にとっては点数が稼ぎやすいデータの読み取りは1問のみだったこともあり、図形などの問題にもしっかり取り組むこと
が重要ですね。
社会は記述問題が1問あったものの、ほとんどは記号問題でした。
4択問題などは見直しが雑に済まされることが多くなりがちです。
自分が選んだ解答と正しい解答の違いは何か、間違いの原因をしっかりチェックしていくことが重要です。
また表や図の資料読解が多いので、一問一答形式の暗記ばかり練習していると資料を読む力が鍛えられないことにも注意しましょう。
理科は社会同様大きな変化は見られませんでした。
解答欄に数字を答える問題が20点分出題されました。
理科の計算問題は練習する機会が少なく、公式などを忘れがちになります。
上位の高校を目指す生徒さんは、計算問題にもしっかり対応できるようにしたいところです。
以上、軽くではありますが今回の県立入試の傾向でした。
入試では過去問演習や出題傾向のチェックは必須です。
BES塾では入試のアドバイスもバッチリ対応していきます!