茨城県の県立高校入試の合格発表が終わりました。今年も受験生の頑張りには感動を頂きました。受験生の皆さんお疲れ様、そしてありがとうございます。
受験が終わるこの時期になると、新しい生徒さんとの出会いが最も多くなります。新しい方との出会いは本当にうれしいものです。
BESへお問い合わせを下さるのはまずは保護者の方がほとんどです。そして、BESへお越しいただいてから、生徒さんと初めて顔を合わせるのが一般的な流れです。
しかし、この時に時々あるのが生徒さんの方が塾へ来ることを直前まで聞かされていなかったというパターンです。いわゆる保護者の方が一方的に連れて来たというパターンです。そうなると、生徒さんの中には「聞いていない。塾なんか行きたくない。」というオーラを出しています。時には親子ゲンカが始まります。
もちろん保護者様の親としての気持ちは十分わかりますし、生徒さんの気持ちも痛いほどわかります。
ここで毎回私が思うのは「会話の少なさ」です。親子のコミュニケーションがあまりとれていないことが原因ではないかと思われます。保護者様からすると「勉強を頑張って成績を上げてほしい。」という気持ちがありますが、生徒さんは「なぜそんなに勉強が大切なの?」という思いがあります。そのギャップが埋められないままなのです。
現在は、昔と比べて「いい学校を出る=いい仕事に就ける」という図式は崩れてきています。生徒さんたちは、情報社会に生きていますので、それを肌で感じています。
そこで、ぜひ塾を探す前にそのギャップを埋める会話を増やしたらいかがでしょうか。保護者様の思いを生徒さんにきちんと伝える。なぜ勉強してほしいのか、なぜいい学校に入ってもらいたいのかなどです。大切なのは本音で話すことです。建前は生徒さんに見抜かれます。生徒さんからは、自分はどうしたいのか、今何を頑張りたいのかを保護者様に伝えてください。これが大切なことです。
BESの講師たちは会話を重視します。様々な問いかけの中で生徒さんの考えや悩みを見つけ出していきます。しかし、生徒さんが一番うれしいのは保護者様との会話です。恥ずかしいのであまり言えないでしょうが、心では望んでいます。ぜひとも、一度本音で話し合ってみてください。
最後までお読みくださり誠にありがとうございます。