新学年も始まり、何か落ち着かない毎日を過ごしている方々も多いのではないでしょうか。そういう私も、ついつい前学年で生徒を呼んでしまうこともまだあります。時期のせいなのか、それとも年を取ってきたからなのかは皆様のご想像にお任せいたします。
さて、今回は「中学受験」についてお話していきます。 先日、ある小学生の保護者様から「中学受験をさせた方が良いのか?」というご相談を受けました。今年度より下館一高などが中高一貫校の募集を始めたことがきっかけです。
これは私個人の考えですが、中学受験にデメリットは少ないと言えます。私は以前他県の大手塾で長年中学受験の指導を行ってきました。毎年100名近くの小6生の受験指導を行ってきましたが、ほとんどの生徒は「受験してよかった!」と言っておりました。
高校受験と違い、中学受験は志望校へ不合格となっても地元の公立中学へ進学できるため人気中学の倍率が高くなり、また一つの小学校から2~3名しか合格させないという不思議なルールがあるため、全員が合格となることは稀でした。
合格となった生徒はもちろん、不合格となってしまった生徒も中学校に進学してから成績は優秀でした。中学受験を通して学習習慣が身についているからです。これは本当に素晴らしいことです。
本当にレアなケースですが、中学受験が本人の負担になってしまった場合もあります。そのすべてが、「親から無理やり受験させられた」と生徒が感じている場合です。まず、本人は受験なんてする気がないので、勉強に身が入りません。成績も上がりません。それを保護者の方は叱る。そうすると子供はますますやる気がなくなる。悪循環です。保護者様からすると、いい中学へ進学させていい大学へ進ませたいという親心です。それが子供に伝わっていれば問題はありませんが。
ですから、中学受験はご家庭で話し合い、親子共々納得した上で受験を決めたのであれば何の問題もありません。必ず生徒のためになります。受験勉強に損はありません.
もし、中学受験をするべきかどうかお悩みならば学習塾BESの各教室長にご相談下さい。中学受験のスタートは少しでも早い方が有利になります。保護者様と共にお子様の将来について考えていきます。
最後までお読みくださり、誠にありがとうございました。