塾に自習に来ている生徒への声掛けの中で、雑談を入れることもあります。
この「雑談をする」という何気ない行動にも、意味があるのです。
本日は、「雑談」をテーマとして記事を書きたいと思います。
まず、雑談とは、
「さまざまな内容のことを気楽に話すこと。とりとめのない話。」
という辞書の定義になっています。
雑談は、コミュニケーションを行う上でとても大切です。
心理学の法則の中で、「ザイオンス効果」というものがあります。
これは、接触回数が増える程、人の好感度は高くなるという「単純接触効果」と呼ばれているものです。
つまり、雑談をすることで、生徒との信頼関係がより構築され、日々の悩みや勉強・受験に対する質問など、より深い話が出来るようになります。
この効果のポイントは、「回数」です。
いきなり会った人と、深い話は中々できないものですよね。話す回数を重ねていくことで、信頼関係が出来上がるのです。
我々も、なるべく多く会話を重ねていきたいと思っております。
もし、お子様の中で、「積極的に声掛けをすることが苦手だな。」と思われる方がいましたら、是非雑談というハードルを下げた話から入ってみてはいかがでしょうか。
授業における質問についても、「分からない問題をたった一つだけ聞くことは申し訳ないな。」と気を使われるお子様もいます。そんなときは、遠慮はいりません。質問をする回数を細かくすることで、お互いに目標に向かって前進することが出来るのです。
一つでも、数多くでも、些細なお悩みも、大切な相談も。
是非お気軽にご相談下さい。