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説明できる力を養う@BES塾 下妻 八千代 研究学園 筑西明野校

勉強ができる生徒は、一般的に論理的思考力が高いと言われます。

論理的思考力とは、結論に至るまでの過程を筋道立てて具体的に一から述べることができる力です。

BES塾では生徒とのコミュニケーションを深めるために講師から質問を投げかけることが多いですが、それは論理的な考えを養うためでもあります。

 

今年度から中学1年生になるBES塾生の話です。

その生徒は、なんと小学生に上がる前からBES塾に通っていました。

実に6年以上もBES塾に通っている、他の生徒からすればある意味で大先輩な生徒です。

1年生や2年生の、簡単な算数や国語を習っている時から、その生徒は問題の答えに対して「なぜ自分がそのように答えたのか」というこちらの質問に何度も答える機会がありました。

そのせいか、5年生になる頃には並の中学生よりもずっと流暢に自分の考えを言葉で表現できるようになりました。

この春休みの間にも、中学1年生の先取り授業として正負の数の学習を行いました。

プラスマイナスの数の計算は、初めてでも感覚的に解くことができる生徒がそれなりにいますが、なぜそのような答えに行きつくかを説明できる生徒は非常に少ないです。

例えば(-3)+(+1)の答えが-2になる理屈を説明しなさいと言われたら、もしかしたら大人でも答えることが出来ない方も意外と多いのではないでしょうか?

しかし、その生徒は数直線を使って、原点の0からマイナス3進むには左へ3進み、そこからプラス1進むと右へ1進んだ場所にたどり着き、そこが原点から左へ2進んだ場所であるから答えは-2である、と答えることができたのです。

普段から文系科目の方が自信があり、正直算数はそこまで自信が無いと言っている生徒ですが、それでも中学生が始まる直前にここまで答えることができたのです。

もちろん、その授業の前に既に正負の数の計算を知っていたわけでもなく、こちらからやり方を教えたことが過去にあったわけではありません。

しかもこの生徒は上記の説明を口にするまで10秒とかからず説明を始めることができていました。

 

今年3月の入試も、大学入試の改革に合わせたのか、記述形式など自分の考えを文章化する問題が増えている傾向が見られました。

今後一層、論理的思考の重要さが増してくることでしょう。

テストの点数を上げることはもちろん大事ですが、先を見越した人間としてもっと根底にある力を養うことも、BES塾の使命の1つと考えています。

 

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