最近、各学年の授業において気になっていることがあります。
それは、似たようなミスを繰り返してしまう非常に生徒が多いことです。
そうした生徒がミスをしてしまう回数は2回や3回ではありません。
中には、10回以上似たようなミスを繰り返してしまう生徒もいます。
一方で、着実にミスを減らして学力を安定させてきている生徒もいます。
この違いは何でしょうか?
生徒たちの様子を観察してわかったことがあります。
それは、ミスを繰り返さない生徒はそのための努力をしているということです。
ミスしてしまった時の自分の状況を振り返り、どうすべきだったのかを真剣に考えています。
それを考えた上で、すぐに実行に移し習慣化しているのです。
それに対して、ミスを繰り返す生徒は、振り返りと対処法を考えることまでで満足し、
実行を後回しにしてしまいます。
そして、「ミスを減らすために自分がどうすべきなのか」を忘れてしまうのです。
結果として忘れた頃に似たようなパターンの問題と遭遇し、ミスをしてしまいます。
改善点はすぐに実行し、習慣化することが大切です。
ミスを繰り返す生徒は、そうした意識が弱いのだと思います。
心当たりのある人は、意識を改めましょう。
私は皆さんのミスを本気で減らしたいと考え、実際に様々な取り組みを実行しています。
しかし、私の気持ちだけではミスはなくなりません。皆さん自身の行動が必要なのです。