3/3(木)に茨城県県立入試があり、その翌日に特色選抜の面接試験がありました。
皆さんは今年の問題がどのような出題のされ方だったかご存じでしょうか?
今年の茨城県県立入試は国語の作文や英語の英作文が全て無くなりました。
それどころか、理科や社会の記述問題すら完全に消えてしまったのです!
これは茨城県の過去問と比較して前例の無いことです。
このような出題形式になるのは他県から見ても異常なケースで、実際に試験を受けていた生徒にとっては青天の霹靂だったことでしょう。
また数学では大問1に基本計算問題が再登場しました。
平成31年度(令和元年度)のテストまでには基本計算があり、数学が苦手な生徒にとってはそこで如何にミス無く正解できるかが重要でした。
そのせいか、0点だった生徒は全体で22人のみでした。
その翌年、令和2年度から基本計算が完全に消え、塾や学校では大きな話題になりました。
数学が苦手な生徒は点数を中々取ることができず、その年の0点だった生徒は実に171人に上りました。
そんな経緯があったことが原因かは不明ですが、今年になってようやく基本計算が復活しました。
しかし、他の教科と同様に記述形式(証明問題が選択形式に)が無くなりました。
大学入試共通テストもそうですが、今受験環境は目まぐるしく変化しています。
昔の常識だったことが、今では全く通用しないということも珍しくありません。
少し年の離れた兄や姉のお下がりを使えば大丈夫と思っていると、全く違うパターンで出題されたという可能性も十分あり得ます。
入試についての情報は常に最新のものを確認するようにしましょう!