日々の出来事に対する思いやエピソードについて、書いていきたいと思います。
・塾と授業終わりと
私のいる校舎では、異なる中学校の生徒が集団に参加しています。
一部の中学校では、目の前に定期テストが迫っており、テスト対策を実施しています。
また、別の中学校では、少し前に定期テストが終わり、ほっと一息・・・とはならず、来週の実力テストに向けてこちらもテスト対策を実施しています。
そんなある日の授業終了後、ある生徒から声をかけられました。
「先生、分からない問題がたくさんあるので、先生が遅くなっちゃいますが教えてもらえますか?」と。
普段から、家庭学習で分からない問題があればどんどん質問しよう!と生徒に伝えています。そして、「教えてください!」のその言葉を聞くたびに、私はとても嬉しくなります。
「とことん付き合うよ!一問ずつじっくり分かるようにしていこう。」と、もちろん即答で答えました。
その生徒は、学校の定期テストは終わり、実力テストが迫っている中学校の生徒でした。
そこで取り出した問題は、学校の定期テストでした。
一度解説を聞きましたが、それでも分からない問題に印をつけていたのです。
それらを復習することで、来週の実力テストの勉強につながると考えていました。
そして、一問ずつ教え、一問ずつ生徒がノートにメモをとります。
授業終了後から30分を越えたころに、その生徒はすっきりした表情で帰っていきました。
生徒の笑顔を見れることが、何よりうれしいですね。
一人でも多くの生徒や保護者の方が笑顔になれるよう、引き続きサポートをしていきたいと思います。