夏期講習もまもなく終わる頃になりました。
そんな中、生徒たちが苦戦していた、質問があった理科の問題を3問ピックアップしました。
是非挑戦してみてください。
問1:蜘蛛(クモ)が昆虫でない理由を説明しなさい。
クモは苦手な方もおられるかと思いますが、クモは昆虫ではありません。
虫ではありますが、昆虫ではありません。
昆虫の定義を思い出せば答えることができます。
問2:マグマと溶岩の違いを説明しなさい。
同じじゃないの? と思う方も多いと思います。
ですが、この2つの言葉にはある明確な違いがあります。
大人の方でも正確に答えられる方は意外と少ないのではないでしょうか?
問3:DNAと遺伝子の違いを説明しなさい。
問2同様、この2つは同じものと捉えている方も多いでしょう。
ですが、こちらもちゃんと別物なのです。
理科の先生の中には、こういった問題をテストに出すことが好きな方もいるかもしれません。
それでは、答えになります。
答え1: 昆虫の定義に『足が3対(6本)ある』ことが挙げられるが、クモの足は8本なので昆虫には当てはまらない。
答え2: どちらも岩石が高温で解けている物質のことを指すが、マグマは地中に存在するときで、溶岩は地表に存在するときでそれぞれ呼び方が異なる。
答え3: DNAはデオキシリボ核酸という物質の名前であり、これには形質を遺伝する情報を含む部分と含まない部分がある。このうち、形質を遺伝する情報そのもののことを遺伝子という。
この3問、正確に答えられた方は素晴らしいです!
いずれも間違いやすい問題ですが、区別がつきにくい単語をハッキリと違いを理解することが勉強の上で重要です。
またこの答えを見た時、「へえ、そうなんだ」「意外と面白いな」などの感想を持てれば、勉強自体に興味を持ってやる気の上昇にも繋がります。
皆さんもこれを機会に、曖昧なままで覚えている単語を整理してみてはどうでしょうか?
意外と面白い発見があるかもしれませんよ。