生徒、お子様によって、問題を解く際の気持ちは実に様々あると、授業を通して実感することがあります。
・問題を見たとき、まずは自ら解きたい生徒
・問題を見たとき、すぐに教えて欲しい生徒
・問題を見たとき、まずは自分で解いて、分からなかったときにヒントが欲しい生徒
生徒の意識も持ち方は、まさに十人十色です。
授業では、どのタイプの生徒かによって対応を変えていますが、初対面ではさすがにどのタイプかを知りません。
ですので、私は初回の体験授業にて、上記のどのタイプかを先に質問しています。
・自ら解きたい生徒の場合
→まずは、解く過程を見守ることを意識します。途中で手が止まった時、しばらく手が止まったときは、ヒントが欲しいか質問をしています。
・問題を見たとき、すぐに教えて欲しい生徒
→解き方の初動が困っている可能性と、分かってはいますが不安があり念のため一度解き方を確認したいと考えていると予想しています。自分のペースで慌てずに解いていこうと声掛けをしています。
・問題を見たとき、まずは自分で解いて、分からなかったときにヒントが欲しい生徒
→なるべく見守ることを意識します。時々、「質問したいときはいつでも言いましょう。」と質問をしてもしなくても良い声掛けをします。もし、生徒がこれ以上は分からない!と質問したいと感じていれば質問をするでしょう。もし、もう少し考えたいと思っているならば、先生に声を掛けずに粘ります。
問題の解き方一つをとっても、なるべくお子様の意に沿うように、授業の価値が高まるように日々考えています。
いよいよ新年度を迎えます。
新たなスタートダッシュをより良く出来るように、我々も気持ち新たにサポートをさせて頂きます。