秋の寒さも増してきたこの頃ですが、学習塾BESでは毎日のように生徒さんの熱気で溢れかえっております。生徒さんがたくさん来ると、暖房ではなく、冷房をつけたくなるくらいに暑くなります!
さて、現在は中学受験・高校受験・大学受験と受験生にとっては志望校が本格的に決まりだす頃です。しかし、受験まではまだ日数がありますが、受験生の反応は様々です。
ある生徒さんのお話ですが、彼は将来の夢があり、それを叶えるためには私立高校への進学が最も良い選択でした。しかし、彼はその夢を保護者の方には話していませんでした。理由は「きっと反対される」からです。私は相談を受けていたので知っていましたが、ある時「保護者の方に話してごらん。」と彼に伝えました。しかし、彼の反応はいま一つでした。やはり、反対されるのが怖いのでしょう。
そこで私は面談を組み、彼に代わり保護者の方に伝えました。なぜ彼が私立高校へ進学したいのか、将来をどう考えているのか。そしてなぜ話せなかったのかなどを。
保護者の方は驚き、しばらく考えていました。県立高校と比べて私立高校は学費がかかります。保護者の方はおそらく県立高校の進学を希望していたはずです。その気持ちも十分にわかります。
この時には結論は出ませんでしたが、三日後、彼から「進学してもよい」と許可がもらえたと報告がありました。彼はとてもうれしそうでした。
その後彼は、進学し将来の夢を叶えました。現在はゲーム会社へ勤務し、忙しい毎日を送っています。しかし、本当に楽しいそうです。
もし、彼が途中であきらめてしまい、自分の夢を保護者の方に話せないでいたら、どうなっていたでしょうか。彼はあきらめずに自分の夢を追いかけたからこそ、実現したのです。そう夢はかなわないのではなく、自分があきらめてしまうから叶えなくなってしまうのです。
受験生の皆さんはどうですか。最後まであきらめない気持ちはありますか。もし、くじけそうなときはいつでもBESの先生に話してくださいね。
最後までお読み頂き、誠にありがとうございます。