寒さが和らぐ日が次第に増えてきました。うれしい反面、花粉症の方は大変な時期になってきました。かくいう私も小学生までは花粉症でした。しかし、中学生になるとなぜか治りました。ついでにアトピーも治りました。しかし、喘息になりました・・・。
さて、「字は丁寧に書く」ことがテーマです。注意してほしいのが「字は綺麗に書く」ではありません。美しい字を書けるのは極一部の方々だけです。そうではなく「丁寧に書く」ことが大切です。
私はよく作文の採点をします。そのため、生徒さんが書く文字に触れる機会が多いです。以前勤務していた塾では、約4日間で100枚の作文の採点をしていました。当時は勤務時間の終わりが深夜12時から1時くらいでしたから、そのあとに自宅で採点をしていました。そんな時に読めない字で書かれているのを見ると、正直イラっとしたものです。内容でイラっとすることはありません。急いで書いているのだから仕方がないと言えば仕方がないのですが、やはり得はしません。作文の採点ではもちろん、他の教科でもそうですが読めない字は不正解や減点となります。
しかし、このような生徒さんは必ずこう言います「私は読めます!」
自分が読めてもだめです。採点をするのは自分ではなく、別な人です。採点をする人が読めなかったらアウトです。
さらに「時間がなくて急いで書くとこうなるんです!」と言う生徒さんもいます。気持ちはわかります。しかし、」だからと言って採点をする人はそんな事情は知りません。
つまり、「早く丁寧に書くことをいつも心がける」しかありません。
普段の授業などで鍛えるしかありません。そしてそのためには自分で意識をするしかありません。
塾内での小テストなどでは、「読めない字は×!」と言われても笑い話で済むかもしれません。でも入試本番ならば…。恐ろしいですね。
もう一度書きますが、「字は丁寧に書きましょう!」
作文を採点する先生からのお願いでした。
最後までお読み頂き、誠にありがとうございます。