「勉強時間・勉強量を確保しているのに思うように成績が伸びない」
このような悩みをお持ちの方は、意外と多いのではないでしょうか?
成績が思うように伸びない原因は、
語彙力が不足しているからかもしれません。
人は皆、自分の知っている言葉の範囲でしか文の意味を捉えることができません。
語彙力が少ない人は、文を正しく読めていない可能性があります。
たとえば、「頭が固い」という慣用句があります。
語彙力がある人は、
『一つの考えにこだわり、融通が利かない』と正しい意味を知っています。
しかし、語彙力がない人は、『頭が固い』と文字通りの解釈をしてしまうのです。
まとまった文章を読んでいる時に、
正しい意味がわからない言葉が1つ2つある程度であれば、
内容を理解する上での影響はほとんどありません。
しかし、そうした言葉が複数ある場合は、
本来の内容とは全く異なる内容として解釈してしまうでしょう。
学習を進める上で、語彙力は軽視されがちです。
しかし、決して侮ってはいけないのです。
語彙の知識は、国語だけでなく、あらゆる教科の成績に影響します。
意味を知らない言葉が出てきたら、
その都度調べ、知識を蓄えていきましょう!