今回は学習方法などをお伝えするのではなく、私の個人的な思いを書かせて頂くものとなります。ご了承ください。
先日、塾生のM君が他界されました。14歳という短い生涯でした。彼は、開校してすぐに通ってくれた生徒でした。小6の3月のことです。小6としては、体は小さく、病気を抱えていることは、すぐにわかりました。
昨年から入退院を繰り返し、今年の3月から入院をしていました。そんな彼でしたが、一度も弱音を吐いたのを聞いたことがありませんでした。宿題も必ず頑張ってやってきました。体が辛いときもたくさんあったでしょう。しかし、彼は頑張りました。さらに入院中も勉強を頑張っていたそうです。
その姿はまさに「小さな巨人」でした。
彼はいつも「退院したらBESでまた勉強するんだ!」と言ってくれていたそうです。本当に私を、BESを好きでいてくれた素敵な生徒でした。
けれども、彼は天国へ旅立ちました。みんなに「病気になっても、頑張れるんだよ!」というメッセージを残して。
でも、本音を言えば一緒にまた勉強したかった。また、ドラゴンボールの話やいろんな話をしたかった。高校を合格する姿を見たかった。いつでもM君が戻ってきてもいいように、時間割はずっと空けていました。
M君、本当にありがとう。君が私のことを好きでいてくれたから、先生はうれしいよ。今度は先生が頑張るときだね。M君はゆっくり休んでね。君の穏やかに眠っている顔をずっと忘れないよ。
君の頑張りを、他の生徒に伝えていくね。けど、今は泣かせてね。たくさん泣いたら、またいつもの先生に戻るね。君がいつも言ってくれていた「楽しくて明るい先生」にね。
最後にもう一度言わせてね。「たくさんの思い出をありがとう!」
末筆ながら、ご家族様・ご友人様などM君と共に過ごされた方々にお悔やみを申し上げます。