先日、今年大学受験部から明治大学経営学部に入学した増田君から連絡があり、
海外留学についての相談したいとのことで久しぶりに会ってきました。
増田君とは、まだ彼が小学生の頃からの付き合いで、一緒に食事をしながら
しみじみ成長したものだなと感慨深いものがありました。
海外に出る機会があれば、出てみると良いでしょう。
私自身、海外に出て物凄く良い出会い、成長する機会を得ました。
(ただ単に英語を話せる、TOEICで950点取れるようになったとかの
浅い意味での良さではなく)人間として大きく成長出来る機会を得て、
素晴らしい友人を得たので、自分に行きたい意思があるのであれば行くと良いと思います。
やはり、大学受験部卒業の関西学院に進学した中島君にも同じようなアドバイスをしました。
アドバイスを出来る点は多々あると思いますが、何か一つだけ言うとしたら
人は生きている限り、何度も何度も失敗、挫折を経験します。
全てが上手くいくことなんて100%あり得ません。
これは万人に起こりえる事象です。しかし、その後が重要です。
挫折や失敗をした後に、そのままにしてしまうのか、そこから何度も立ち上がる
強さと失敗から学べるマインドを持つのかで進む道は大きく変わってきます。
当代きっての経営者であるユニクロの柳井さんでも一勝九敗(本のタイトル。新潮文庫から出ています)です。
この間、一緒にゴルフをした社長さんは、職を6回変えた後、最終的に一代で
年商600億の企業を創業されました。
彼達は何度も転び、その度に何度も立ち上がってきました。
海外に行けば、今までやっていたことが通用しないこともあるでしょう。
自分ってなんでこんなにちっぽけで、能力が足りないんだろうと思うこともあるでしょう。
私自身、何度もそういう挫折を味わいました。負けっぱなしの時もありました。
しかし、挑まないで負けた不戦負には意味がありませんが、
挑んで負けた負けでは大きな意味があります。必ず次に繋がります。
自身で経験したからこそ、そう思います。
思い返すと、その挫折が今の自分に至る成長への布石だったと思います。
どうか挑んでいって、失敗をして下さい。そして、そこからたくさん学び
強くなってください。会うたびに成長した姿を見せてください。
いつか、自分を追い抜いていって下さい。
多い抜かれないように、こちらも努力を続けます。