中3生は私立高校入試が、高3生は大学入学共通テストが刻一刻と迫ってきています。
勉強の内容も、インプット中心からアウトプット中心に変化してきていることと思います。
アウトプット中心の勉強になり、「ただ問題を解くだけ」にはなっていないでしょうか?
もしそのような勉強になってしまっていたとしたら、実力はなかなか伸びていきません。
なぜなら、漠然と問題を解いているだけでは、
自分が持っている知識を使いこなすことができるようにはならないからです。
やってしまいがちな勉強の流れは、①問題を解く②答え合わせをする③解説を読むというものです。
しかし、これだけでは実力を伸ばすのは難しいでしょう。
解説を読めば問題の解き方は理解できるかもしれませんが、
入試で求められるのは、「自分で問題を解く力」です。
つまり、「解説を読んで理解する力」だけでは足りないのです。
アウトプット中心の勉強をする際に心がけるべきなのは、
「自分で解答を導き出す」という経験を増やすことです。
解説を読んだ後に、自分の力だけで答えを導き出しましょう。
解説を読んで理解したら終わりにするのではなくて、
「自分が持っている知識を使って問題を解くにはどうしたらよいのか」
「問題を解くにはどんな知識が足りないのか」を考えながら問題演習をしていってください。
はじめは時間がかかって大変に思えるかもしれませんが、
コツを掴めば絶大な効果が得られるでしょう。
結果的に勉強時間の短縮につながります!
できるだけ頭を使うことを意識して、
問題演習の効率を良くしていきましょう!