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合格です!@BES塾 下妻 八千代 研究学園 筑西明野校

茨城県では私立高校入試が本格化して参りました。現在では、私立高校を第1志望とする生徒さんも随分と増えてきました。私が中学生だった何十年前は、私立高校を第1志望とする生徒は少なかったと記憶しています。時代とともに高校受験も大きく変化をしているのですね。

 

さて、そんな私立高校ですが一足先に推薦入試が行われました。私の校舎からも受験者が1名いました。

 

そして、合格を掴み取りました!おめでとうございます!

土浦日大高へスポーツ推薦で合格をしました!

 

実は今年からスポーツ推薦の基準が変わってきています。以前ですと、スポーツ推薦の受験では学力は重視されませんでした。

 

しかし今年度から「スポーツ推薦でも、ある一定以上の学力を求める」とする高校が多くなりました。

 

これには理由があります。(あくまで予想ですが)

それは「卒業後の進路」が大きな要因です。

みなさんご存じのとおり、将来プロとしてスポーツの世界で生き残っていけるのはごくわずかです。例えば高校野球です。甲子園には約50校が出場します。ベンチ入りできる人数は、わずか20名です。つまり約1000人の選手が甲子園の土を踏んでいます。しかし、その中でプロ野球の道へ進めるのは「わずか25人程」です。優勝チームから、一人がプロへ行ければすばらしいことです。

 

ほとんどの選手がプロへの道を諦めざるを得ない訳です。プロへ行けなかった選手たちは、他の道を探すしかありません。

 

そんな時に学力がなかったら、大学進学などの道も閉ざされてしまう可能性もあります。

 

ですから、ある程度の学力を私立高校側も求めているのでしょう。これは、生徒さんの将来を見据えた良い判断だと思います。

私の中学時代の同級生はスポーツ推薦で、ある高校へ進学をしました。しかし高校2年生の冬にあきれる腱断裂をしてしまい、選手としては終わりを告げてしまいました。監督からは「選手ではなくマネージャーとして残ってほしい」と言われたそうですが、結局本人は部活を辞めてしまいました。スポーツ推薦の特待生であった彼女は、普通科へ移りました。しかし、約2年間スポーツしかしてこなかった彼女には、普通科でついていける学力がありませんでした。そして、テストでは「赤点」の連発。

 

結局、彼女は高校中退を選びました。その後、彼女がどうなったかはわかりません。私は教育に関わる者として、この話をいつまでも忘れることができません。

 

もちろんスポーツ推薦を反対しているわけではありません。スポーツにかける思いを持った生徒さんを応援します。

 

しかし、先を考えることの大切さを忘れてほしくありません。

だから、必ずこの話をします。

それでも、自分の思いにかける生徒さんがいます。

 

そして合格を掴み取った彼女が誕生しました。

 

Hさん、本当におめでとうございます!

 

将来バレーボールの世界で活躍するのを祈っています!

 

今回も最後までお読みくださり、誠にありがとうございます!

 

 

 

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