最近異常なくらい暑くなってきました。
去年の2023年は夏の気温の統計が始まった1989年からの中で、観測史上最も暑かった年でした。
そして今年の2024年も、その去年の暑さと同等レベルか、それ以上の暑さだという予報が出ています。
今年の暑さのピークは7月下旬から8月上旬とのことで、ここから更に暑くなる可能性があります。
加えて、梅雨明け後も雨や雷の日が多い見込みで、湿度も高くなって蒸し暑い日も多くなりそうだそうです。
ここで今回のこの暑さと、学校の勉強を関連付けてみましょう。
中学2年生の理科の最後に、天気の単元を学習します。
そこで高気圧、低気圧という話が出てきます。
高気圧は文字通り気圧が高い場所を表しており、高気圧の場所では下降気流が発生します。
風の流れが上から下に流れるため、雲ができにくい特徴があります。
そのため高気圧は雲が少ない良い天気になることが多いですが、言い換えれば太陽の光が雲に遮られずに直接地表まで届くようになり、暑い日になりやすいということを意味します。
また日本では、夏の頃に太平洋高気圧とチベット高気圧という2つの高気圧が発達しやすくなり、日本はちょうどこの2つの高気圧に挟まれた位置にあります。
つまり日本は二重で高気圧の影響を受けるため、非常に暑くなりやすいのです。
そして今年はこの2つの高気圧が例年よりも範囲が広くなり、日本全体でこの影響をより強く受けやすいのだそうです。
これが今年も暑くなる大きな原因です。
加えて日本は島国ですから、海水が蒸発した水分が空気中に多く含まれ、湿度が高く気温の数字以上に暑く感じやすいです。
熱中症で倒れる危険性が十分ありますので、体調には十分気を付けましょう。
勉強のやる気が無くなる原因の1つとして、勉強する意義を感じられなくなることが挙げられます。
中学生あたりから勉強の内容が難しくなり、「この勉強は人生で役に立つのか?」という疑問が小学生の時よりも多く浮かぶようになります。
いわゆる勉強ができる人、勉強が好きな人は、自分のしている勉強に意味や意義をしっかり持っている傾向があります。
勉強が無駄ではないと自覚しているからこそ、しっかり勉強に打ち込めるわけですね。
もし勉強の意欲が上がらないという生徒さんがいましたら、今回のような日常生活の中でも勉強の内容が根付いていることを意識するのも1つの手です。
勉強の意義が見つかるだけでなく、人生観や価値観を良い方向へ変えることもできますよ。