新学期が始まり、新鮮な日々が続いていますね。新しい環境にも少しずつ慣れてきたのではないでしょうか。特に新小学1年生・中学1年生(7年生)・高校1年生の皆さんにとっては、何もかもが新しいことだらけです。そんな環境を楽しむことが一番です。
さて、今回はある生徒のお母様からのご質問をご紹介致します。
それは「男の子はどうしてゲームばっかりするのでしょうか?」です。お母様は息子さんが毎日毎日、暇さえあればゲームに夢中になっている息子さんの心理がわからないそうです。(ちなみに、お父様もゲームをずっとやっているそうです。)
ゲームにはまるのは、もちろん男子だけではありませんし、女子にもゲームが好きな人もいます。しかし、私が接してきた生徒の多くの中でもそうですが、男子にゲーム好きが多かったですね。
これは、男子の脳に関係しています。
男子は「ミッションをクリアすることが快感」となる脳をもっています。元々男は狩りをするのが仕事でした。つまり、獲物を獲ることがミッションでした。それが男としてのステータスでした。「獲物を獲ったという成果」がすぐわかりました。
しかし、時代は流れ、狩猟から農耕へと変化してくるとそうはいきません。農耕は時間がかかるものですから、すぐにはミッション達成とはいかないのです。
ですから、男は「ミッションを達成したい」という欲望にかられているのです。そこでゲームの登場です。ゲームではその欲望を叶えることができます。だから、はまるのです。
このことを知っただけでも、女性の皆様は男性の心理が少しでもわかったのではないでしょうか。
では、その特性を生かした家庭でできる教育です。それは「ミッションを達成したらゲームをしてもいい!」というルールを作ることです。これは、紙などに「□宿題をする □学校からのプリントを出す □9時までにお風呂に入る」などのように可視化することが大切です。このミッションを達成したら、ゲームでもなんでもやらせたらよいのです。
女性と違い男性は物事を一つずつしか進められない人が多いとされています。ですから、一つ一つをクリアしていくことが大切です。
この方法を、ぜひともご家庭で取り入れてみて下さい!
今回も最後までお読みくださり、誠にありがとうございます!